脱いだら洗濯機に、という発想
これは賛否両論あるかもしれませんが、
僕自身は洗濯や物干しが面倒くさいタイプなので、
洗濯カゴから洗濯機まで運んで、入れるということ自体が手間です。
なので、脱いだらすぐに洗濯機に入れたい。
まあ水周りは近くに置いた方が設計上もいいので
多くの家で、脱衣所に洗濯機を置いてるのではないでしょうか。
これ、前回の洗濯ものの干し場を考えた末に出た
「物干し場に洗濯機を置く」というアイデアとくっつけると、
必然的に「物干し場で服を脱ぐ」ということになっちゃいます・・・。
パッと考えると、妙な感じですが
僕は「これは面白いぞ」と思いました。
うまく作れば、小さい家でも広い脱衣所にすることができるのではないか?
そうすれば、子どもたちとみんなでお風呂に入るのに
脱衣所でひしめき合う必要がない。と、思ったわけです。
めざしたのは、スーパー銭湯の脱衣所
というわけで、脱衣所を中心に、お風呂、洗濯機、物干し場、さらに洋服棚までそろったスイートな空間を作ることにしました。
まるでスーパー銭湯の脱衣所のように、体重計や扇風機で涼みながら、家族で風呂上がりの団らんができるような場所を作りたかったのです。

銭湯と言えばコーヒー牛乳ですよね。
実現するための条件を考えていくと3つでてきました。
A)通常人目につかない場所(脱衣所やお風呂)
B)冬も寒くない(広い脱衣所)
C)日当たりが良くて乾燥しやすい(洗濯干しと水周りのカビ防止)
これらを考えると、間取りする上での方角や配置が重要でした。
日当たりがいい場所がいいのですが、南側は景色がいいので、リビング空間として活用したいところ。
もちろん脱衣所であることを考えれば、通りから丸見えなのは考えものです。
というわけで、居住スペースとしては避けられがちな西側を選びました。
かつ2階にすることで、人が来た時に不用意に見られることもありません。
かなり強く西日が入るので、家が暖まった午後以降に日差しで乾燥させることができます。
冬の寒さに関しては、
断熱などはもちろん施しますが、たとえ室温18度をキープしていても
風呂上がりは寒く感じます。
なので、脱衣所にガスファンヒーターを設置することにしました。
これだと、点火直後に温まるので
服を着るまでの短時間ですむのでエコです。
あと、乾燥については、
服を早く乾かしたいときは、脱衣所の扇風機を使っています。
これを洗濯物に向けて日中回しておけば、冬場もパリッと乾いてくれます。
今日のまとめ
実際住んでみて、この脱衣所スペースは、かなりのお気に入りです。
何と言っても、脱衣所としての機能が快適です。
毎日子どもたちとワイワイ騒ぎながら入浴して、
風呂上がりにお茶飲みながら今日あったことを話したり
歯ブラシをしたり、髪を乾かしたりしています。
ちなみに前回気になっていた、
洗濯ものをリビングに持ってきて部屋干しすることは無くなりました。
これは干している時も、乾いてからたたんで片付ける時もです。
なので、道行く人の目に付いたり、人が訪ねてきて慌てて片付けたり、も必要ありません。
たまに布団カバーなど大きな洗濯物だけは、ベランダに干しているようですが、これは仕方ないでしょう。
いろいろ活用できる大きな脱衣所+洗濯干し場、
これは、子どもがまだ小さい家族などにはオススメです!
山小屋より、愛をこめて。
ちち